自動車があると生活保護はもらえないですが例外もある

生活保護を申請するにはいくつか条件がありますが、資産となる物を所有していると、条件を満たしていないと判断され、申請する前に相談の段階で却下されます。

 

自分名義の車を所有している場合、それは資産とみなされますので、生活保護を受けるためには車を処分しなければいけません。

 

車は購入する時にも高額な費用がかかりますが、維持費がかかります。生活が苦しくなる前に購入した車であっても、車に乗るにはガソリンが必要ですし、定期的に車検を通さなくてはいけないし、税金もかかります。これを生活保護で支給される費用から賄う場合、生活を圧迫する可能性が高くなります。

 

しかしこれはあくまでも原則であって、車がないと生活に支障が出るというような場合は例外が認められます。

 

例外が認められるのは交通アクセスが不便な田舎に住んでいて、車がないと生活ができないという場合、仕事に車が必要不可欠であり車を処分すると仕事にならない場合、体に障害があり車を利用しないと病院に行けない場合は、例外が認められます。

 

ただしこれはケースワーカーが判断するので、同じような条件でも無条件で例外と認められるとは限りません。他に選択肢がある場合は、それをすすめられますので、100パーセント例外となるわけではありません。

 

ちなみに車がないと生活に使用が出ると認められた場合、車の税金もすべて免除してもらえます。しかしガソリン代などは、自分で負担する事になります。

 

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監修者

関西大学ファイナンスコースを専攻し卒業。金融を学び、FP2級の資格を持ち、WEBサイトを運営している40代。

■参考サイト

経済産業省

日本弁護士連合会

大阪司法書士会

日本司法書士連合会