今の社会は、キャッシングやカードローンという名称で気軽に借金ができる構造になっています。
計画的に、キチンと返済ができるなら有難い構造ですが、返済不能になるまで借金を繰り返す人が増加していることも事実です。
そうした借金問題に悩む人の、駆け込み寺として有名になっているのが法テラスです。
この法テラスは、正式には日本司法支援センターという公的機関になります。
生活保護や年金などで、生活をしている場合、借金の債務整理の費用が出せないケースが出てきます。
そのような費用がない人でも、法テラスでは民事法律扶助制度というもので立て替える制度があります。
これが、法テラスの一番のメリットになります。
弁護士費用を立て替えことで、依頼者の債務整理を進めることができます。
弁護士費用を立て替えることがメリットですが、依頼者の生活状況によっては立替え費用の減額や免除の適用もあります。
法テラスでは、弁護士も紹介していますが、面談をして不都合があるときには弁護士を変えることも可能です。
このように、借金でお金がない場合には法テラスのこのシステムはとても助かる制度になります。
ただ、最近はこの借金問題に悩む人の増加で相談するまでに少し待たされることがデメリットです。
通常でも、相談するまでに2週間かかり、大都市などでは1ヶ月かかることもあります。
その間は、債権者から督促状や電話があり、取立てに全て対応しなくてはいけないというデメリットがあります。