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福原 正和弁護士インタビュー

福原正和弁護士

何よりもクライアント様を第一に考えた問題解決方法を提供いたします。

所属事務所: 森山経営法律事務所
森山経営法律事務所の福原 正和弁護士にご自身の仕事やプライベートについてお話を伺いました。

● 幼少期・学生時代について


− どのようなお子さんでしたか?
幼稚園から高校生まで、プロを目指してサッカーをやっていました。
小学生の時には中学受験を受けるために、サッカーをやりながら塾にも行き、友達とも遊んでという感じで、「時間を上手に使う子」とよく言われていました。
中学・高校は男子校に入り、部活でサッカー漬けの毎日でした。50m走のタイムが6秒そこそこと足が速かったので、ポジションはフォワードです。その頃にはすでに「将来は弁護士になる」と決めていたので、「弁護士兼サッカー選手」という二足の草鞋を目指していました。
大学はプロや強化指定選手になる人もいるところで、サッカー部のセレクションを受けたのですが、100人ほどの中から数人しかプロになれないという現実を目の当たりにして、プロ選手を目指しても、正直難しいなと思いました。その時に「二兎を目指して、一兎を得ず」になるよりも、「弁護士だけ」を目指して頑張ろうと決めたのです。
大学1年から予備校に通っていましたが、旧・司法試験と新・司法試験のはざまの世代でなかなか合格できず、結局ロースクールへ通って合格しました。

− どのような性格ですか?
意見を曲げないというか、融通が利かない。融通が利かないのが長所でもあり、短所でもあると思っています。
「一度決めたら、最後までやりとげる」というのが長所で、「融通がきかない」ところが短所ですね。なるべく直そうと心がけていますが、なかなか難しいです。

− 中学校から東京ということですか?
実家が千葉県であったものの中学校から東京に通い、大学院から東京で一人暮らしをしています。司法試験に受かってから、実家に母親だけだったということもあり、そばにいられるように実家自体を東京に移しました。

− 福原先生が法曹界を目指されたきっかけを教えてください。
中学校1年生の時は、弁護士か医師になりたいと思っていました。
人が集まれば争いが起き、それを解決するには弁護士が必要になりますし、病気やケガをした時はそれを治す医師が必要になりますよね。人が集まるということや、人が病気やケガをするということはいつの時代でも起きることで、弁護士も医師もいつの時代も必要な存在だからです。
この2つで悩んでいたのですが、高校1年生の時、家族が医療事故に遭ったことから医師を志望することに抵抗が生じて、医師ではなく弁護士を目指すことにしたのです。

● 弁護士としての活躍について


− 弁護士業をされている中で、心がけている事はありますか?
接しづらくしないことです。
弁護士は「先生」と呼ばれているので、接しづらい、ハードルが高いと感じる人が多いのですが、私は丁寧に接して、相談しやすくなるように心がけています。

− 過去に担当された中で、印象に残っている事案はありますか?
民事事件では未払賃金の案件です。
長時間の残業があったにもかかわらず残業代が未払いとなっており、また、それのせいで体調を崩して会社をやめざるをえなくなった方からの相談です。養わなければならない家族が複数いる中での会社の仕打ちに、私自身も憤りを感じ、粛々と計算を行い会社への請求を行ったのですが、会社から思わぬ反論が返ってきました。これに対しては再反論しようがなく、結果としてクライアント様も会社もご納得の上で事件は解決されたのですが、物事を一面からみてはダメであることを学んだ事件でした。

刑事事件では裁判員裁判対象の案件です。
お酒を飲んである事件を起こしてしまったクライアント様からの相談です。逮捕、勾留といってしまい、何とか釈放させてあげたい気持ちはあったのですが、内容が重い事件だったため、釈放どころか裁判は不可避、執行猶予すら無理であろうと思っていました。しかし、徹夜を繰り返して関係各所と懸命に交渉を続け、結果は不起訴で釈放。釈放が決まった日の夜12時過ぎに接見に行きクライアント様を起こし、「本日付けで釈放になる」と伝えると、その場で大きく泣き崩れられた場面は忘れることはないと思います。
私のチカラが少し足りず、クライアント様は当時勤めていた会社を辞めることになってしまい引っかかっていたのですが、数ヶ月後に「就職が決まった」と連絡をもらい、無事、社会更生が図られたことも確認しました。
刑事事件を取り扱う重責を再確認した事件でした。

− 注力されている分野は、どのような分野になりますか?
「高齢者施設」です。
2025年には団塊世代と後期高齢者の世代が重なり、後期高齢者が病院にあふれかえる状況が予想されています。そこに向けて、法律的な分野で助力できたら良いなと思っています。
弁護士の他に「大学講師」と「議員秘書」もやっていますが、大学講師としては講義の中で高齢者施設の問題について触れることで自分自身でも勉強を深め、議員秘書としては最新の情報収集に努め、弁護士業と3つあわせて活動しています。

− 医療機関側と患者側のどちらの法的サポートを行っているのですか?
医療機関側の法的サポートを行っています。医療機関側のサポートをしっかりと取組んでいる法律事務所は都内でおそらく10もないでしょう。患者側の案件は利益相反となるので、残念ながら受任はできませんが、相談に来た方には対応しています。もちろんお金はいただかず、友人の弁護士をご紹介するという感じになりますね。

− 先生の主な対応時間は?
対応時間に制限はありません。電話は出られたら出て、出られなかった場合には折り返します。メールは1日以内には返信するようにしています。メールの内容や相談内容の重要度を判断して、緊急性が高いものにはすぐに返信します。

● 現在の生活やプライベート時間について


− お休みによく行かれるエリアはどちらですか?
自宅と事務所周辺です。それ以外では池袋と新宿ですね。
だいたいなんだかんだとお酒を飲んでしまいます。母方の実家が酒処の秋田県ということもあり、日本酒が大好きです。食事もお酒に合わせて頼みます。

− 趣味はありますか?
音楽と読書です。身体を動かすことも趣味ですね。
昔バンドでベースを弾いていたこともあり、一生を通してできる趣味として、弦楽器つながりの「バイオリン」をやりたいと考えています。まだ体験レッスンにしか行けていないのですが、今年中には始めたいと思っています。
読書で一番好きなのは、村上龍さんの作品です。
身体を動かすことも好きですが、仕事が深夜に及ぶため、なかなか機会がありません。そこで、24時間営業のジムに通って、無理やり運動をしています。

− 他にお好きなことはありますか?
掃除と洗濯が好きです。神経質なのでモノがキレイに揃っていなかったり、同じものが同じ場所にないと落ち着かないんです。友人が自宅に遊びに来ても、モノがあまりないこともあり、生活感が全くないとよく言われます。あとはアロマテラピーも好きで、アドバイザーの資格も取得しました。

− どんな食べ物がお好きですか?
和・洋・中ですと和食が好きです。
普段のお昼ごはんも事務所近くの蕎麦屋によく行きます。長年、頻繁に行っているので、店に入ると注文しなくても、いつも同じものが出され、何も言わなくても領収書が出てくるといった感じです。
夕食でも、何か記念があれば高い和食屋さんに行ったりします。

● 今後の展望について


− 弁護士、大学講師、議員秘書をされている中で、お休みは無いのですか?
ほとんどありません。無理やり休みはとっていますが、その翌週がつらくなりますね。でも仕事が趣味のようなものなのでこの状況には満足しています。
私は「目的と手段が一致する人生」を送りたいと思っています。
人生の目標(目的)を「人を助けること」と設定しており、弁護士という仕事(手段)も「人を助ける職業」ですので、現状で送りたい人生を送ることができています。
他に行っている大学講師でも、学生に講義を行うことは、「人を助ける」ことにつながっていると思っています。

このように、送りたい人生を送ることができている今の状況は、どんなに忙しくても、さほどつらくありませんね。

− 仮に弁護士でなければ、どんな職業に就いていたと思いますか?
医師以外は想像できません。自分の性格からしても、他の職業は長続きしないと思います。
家族が医療事故に遭った後、お金がなかったこともあり、医師を目指せる環境ではありませんでしたが、もし医師になっていたとしても、現在同様に「いかにして医療安全を図るか」について苦心していたと思います。

− ご家族が医療事故に遭われたという話ですが、病院側を訴えたいと思いましたか?
正直、訴えたいという気持ちはありました。事故当時は悔しくて、悔しくて、「同じような思いを他の人にさせたくはない」という想いから、弁護士を目指しました。そんな経緯もあったので、本来は患者側に立つべきかもしれませんが、医療機関側の事情を知らずに弁護士になるのはどうかと思ったので、医療機関へエクスターンやインターンに行きました。そこで、医療現場における様々な活動を見ていると、医療機関側にも充分な言い分があると感じました。
私の家族の場合には、裁判で明らかにしていない以上、実際に医療ミスだったかどうかも分かりませんし、仮に医療ミスだとしても何かしらの理由があったかもしれません。
そのため、「単発で医療訴訟を起こしても、必ずしも医療安全を図ることができるわけではない」と思い、医療機関側の立場で医療安全を図った方が、「私の人生の目標を実現できる」という考えに至り、いまの弁護士活動をしています。

− 他に気になる分野はありますか?
不動産です。父が地理学者だったこともあり、幼稚園の頃から不動産のチラシを一緒に見て「この間取りがどうだ」という感じでいろいろな事を教えてもらいました。家に届く不動産のチラシを毎日見ていて、とても楽しくて好きになりました。
土地価格の流れも好きなので、毎年の地価改訂をすごく楽しみにしています。

− 弁護士トーク利用者へ伝えておきたいことがあれば、教えてください。
2つあります。
まず、弊所は医療関係の法律問題に強いということです。医療法務の第一人者として高名な森山弁護士、医師資格も有する大滝弁護士を擁しています。森山弁護士を筆頭に、大滝弁護士が医学的知識を肉付けして、私がフットワーク等諸事を肉付けするといったイメージです。

医療関係の法律問題は、大きく2つに分かれます。
まず、医療訴訟です。弊所はここに大きな強みを持ちます。医療訴訟において主に問題となる過失の判断につき、特に判断が困難な事例については、独自の専門医ネットワークのもと、十分な医学的判断の下で法律要件と融合させる仕組みを構築しており、このような仕組みは、他の事務所には決して存在しえません。この仕組みは、法律相談の依頼者や保険会社の担当者から大変高い評価を受けています。また、英文を含む医学論文に基づいた的確な法的主張も得意とするところですね。
次に、医療法務です。20年以上にわたって、様々な病院、クリニックにおける様々な法律問題に対処してきました。これまでの経験をもとに、医療機関において発生する様々な法的問題はもちろんのこと、医療従事者が直面する法的問題も含め、最適な解決方法をご提案いたします。

次に、英語案件に対応していることです。私は留学していた経験がありますし、大滝弁護士も英語を使えます。
大きな案件としては、ニュージーランドの条約のレビューをしたことがあります。ニュージーランドの方からメールで依頼がきたのですが、日本の弁護士でニュージーランドに造詣が深い人を探していたところ、私がニュージーランドに留学していたことをネットで見て相談してきたそうです。

− ニュージーランドの条約はどのような内容でしたか?
先住民族の「マオリ族」とイギリス王権とで、仲良くやりましょうという内容です。1840年にマオリ族とイギリス王権との間で締結された「ワイタンギ条約」というものを世界各国に広めようという運動で、「The Treaty Times 30」というものです。ちょっと遠かったので現地には行きませんでしたが、ニュージーランド総督よりニュージーランド総督府にもご招待いただきました。

● 弁護士トークをご利用される方へ


− 最後に、ご利用される方へのメッセージをお願いします。
3つあります。
まず1つ目は、「弁護士に対して接しづらいと感じて欲しくない」ということです。
私の家族は医療事故に遭いましたが、訴訟は起こしていません。様々なハードルがあり、いざ弁護士に依頼することの難しさを実感したのです。そのためもあって、私はなるべく丁寧に接することを心がけ相談のハードルを低くしていきたいと思っています。

2つ目は、弁護士というと「怖そう、偉そう」というイメージかもしれませんが、現実ではそんな人はかなり少数であるということです。現在はネット社会ということもあり、そのような弁護士は淘汰されています。弁護士資格を有した上で、独自性も有する弁護士が増えてきているので、「自分のニーズとマッチした特性を持つ弁護士に相談」して欲しいですね。

最後に、クライアント様はあくまでも弁護士を使う立場であるということを忘れないでほしいということです。ご自身で弁護士を選択してお金を支払い、その対価を得るという感じでお気軽に相談に来てほしいと思います。

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