坂尾 陽弁護士インタビュー

アイシア法律事務所の坂尾 陽弁護士にご自身の仕事やプライベートについてお話を伺いました。

● 幼少期・学生時代について 


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− どのようなお子さんでしたか?
滋賀県出身であり、子どもの頃は、田んぼの側を川が流れていたり、近くに森があるような、自然が多く残っている環境で過ごしていました。
ザリガニ釣りやクワガタを捕まえたり、高学年の時には琵琶湖でブラックバス釣りをしたり、していましたね。
その一方で、「本を読みなさい」「本は自由に買っていい」という家庭だったので、本を読むのが好きでした。私の父も母も本が好きで、教育的配慮もあったのかなと思います。ちなみに、ユダヤ人はIQがすごく高いらしいのですが、「本は大切にしろ」という格言があり、そのような教育が文化的に根付いているからユダヤ人は賢いのかなと思っています。

− なぜ弁護士を目指したのですか?
もともと私は「ヒカルの碁」というマンガの影響で、囲碁のプロを目指していました。中1から中3ぐらいまで、囲碁をやっていたのですが、中3の段階でプロになるのは難しいなと感じました。
囲碁のプロは諦めることになりましたが、それまでずっと、勝ち負けの世界にいたので、白黒はっきりと勝負がつく仕事が良いなと思っていました。その中でも、裁判を通して勝ち負けのある弁護士が面白そうということで目指したのです。

− 法曹界を目指されていた高校時代はどんな感じでしたか?
弁護士になるために京都大学の法学部を志望していたのですが、高1の春に試験を受けた時は、偏差値48くらいでF判定、もちろん合格ラインには達していませんでした。
しかし、このままではマズイということで勉強に打ち込んだ結果、高1の秋くらいには偏差値が75に上がりました。それ以来、どこまで成績を伸ばせるかな、というゲーム感覚で勉強を続け、それからはずっとA判定でいつも全国10番以内には入っていました。特に科目別で全国1位を取っていた国語は得意です。

● 弁護士としての活躍について


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− 弁護士をされている中で、心がけている事はありますか?
基本は「依頼者がいかに有利な解決をできるか」です。勝ち負けがある仕事なので、きちんと「勝つ」ことに、こだわりを持っています。さらに、感情的になったり、怒りに任せてがむしゃらに戦うのではなく、きちんと作戦を立て合理的に勝つことも非常に重要だと思っています。
だから「あざやかに勝つ」ことを意識しています。

− 先生は名刺で「NO.1宣言」されていますし、勝ち負けにこだわりがあるのですね。
依頼者にとっては「勝てる弁護士」が必要とされていると思うので、負ける弁護士では役に立たないと考えています。もちろん手段を選ばずに勝つということでなく、合理的な範囲でスマートに勝つことが重要だと思っています。

− 過去に担当された中で、印象に残っている事案はありますか?
印象に残っている分野というと、数百億円規模のM&Aです。大きな会社を売却するという事で、買い受ける側の代理人として、取引相手の会社に問題が無いかチェックする「デューデリジェンス」という業務にて、契約書の内容のチェック等を担当させていただきました。
弁護士になりたての時に担当した案件でしたが、金額規模が大きい案件で、かつ誰もが知っているサービスの会社でしたので、非常に印象に残っています。地下鉄とかに乗ると、そのサービスのポスターが貼ってあるのを今でも見るのでよく思い出します。

− 他に印象に残っている事案はありますか?
独立してからは不倫慰謝料の案件も多いです。不倫をしていて慰謝料請求された方からのご相談です。相談者はすごく罪悪感を持っているのですが、300万とか500万とか高額な慰謝料を請求されると「どうしてよいかわからない」ということで、我々弁護士が間に入ります。弁護士が不倫慰謝料の減額交渉を行うと、30〜50万円くらいで解決できる場合もあります。30万円で解決できた案件は、大きく不倫慰謝料の減額に成功した事案であり、依頼者に非常に喜んでいただいたこともあり、印象に残っています。

− 不倫関係、男女問題についての相談は増えていますか?
私の事務所では、電話相談も含めて多い日では1日に10件くらい相談がきます。「不倫の慰謝料請求を受けた」という問合せです。最近は、「昼顔」や「あなたのことはそれほど」等の不倫に関する映画・ドラマが人気になっており、不倫自体が多いのかなと実感しています。

− 女性が男性を訴える事案はありますか?
不倫の場合は、相談者の方がOL女性で、既婚の上司と付き合っていたため、その上司の奥様から慰謝料を請求されたというパターンが多いですね。
もうひとつは、経営者、お医者様、一流企業の部長クラス等の社会的地位がある男性と女性が不倫関係、愛人というパターンで、不倫相手・愛人と別れる時に2〜3000万くらいの慰謝料を男性側が請求されるということがあります。愛人の女性は20代前半のころから40歳手前ぐらいの10年以上という時間を捧げてきているので、「もう結婚もできないのに、ひどい」ということで、何十年という時間に3000万という金額をのせてくる訳です。
一方で男性側も家庭があるので、穏便に解決したい。愛人を囲うぐらい裕福で、面倒を見てきた女性ということもあり、多少、お金は払いますというスタンスではあるのですが、「2〜3000万とか言われるとちょっと困るね。」ということなのです。そこで我々が間に入り、女性に対して「気持ちは非常に分かるけど、不倫相手であり強い立場でもないので、揉めても何も良い事は無い。男性の方も誠意は見せるとおっしゃっているので、許してくれませんか」と交渉すると、だいたい100万から200万くらいを払うことで解決します。
そういった事件では、愛人を囲うぐらい経済的なゆとりがあり、社会的地位もある方なので、非常に面白い人が多いです。ご自身の経歴であったり、男女関係について「すごいですね」といった感じで仲良くなったり、2〜3000万円も請求され、家族にバレるかもしれないという不安な時に、我々弁護士が間に入ったことで穏便に解決出来ると、とても信頼して感謝してもらえるので、やりがいがある仕事だなと思っています。

− その他で注力している分野はありますか?
企業の法律問題、特にM&A等の企業を売買する案件を得意分野としています。企業法務は、単発で会社を売買する時や、労働者から訴えられたりするといった案件もありますが、「顧問弁護士」という会社全体を見ていく顧問業務というものがあります。とくに非上場企業の少数株式を売却する案件は、取り扱える弁護士が少ないこともあるので、当事務所の強みを発揮できる分野だと思っています。
顧問業務やM&A業務・少数株式売却業務は、非常に重要ですので、事務所としてチカラをいれていきたいと思っています。

− 先生の主な対応時間は?
私は、いわゆる「9時5時」、つまり朝9時から朝5時まで働くといわれている激務な法律事務所の「四大法律事務所」にいたこともあり、今も「24時間365日」対応しています。実際、仕事していない時間はあまりなく、別の用事で食事や飲みにいくことはありますが、基本的には対応時間に制限はありません。深夜にお電話いただくこともありますが、電話に出れなくても、なるべく早めに折り返しするように心がけています。

● 現在の生活やプライベート時間について


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− いま現在は東京で暮らしているとの事ですが、 買い物とかプライベートではどのエリアで生活していますか?
職場が銀座ということもあり、基本的に銀座で用事をすませることが多いですね。

− お酒は飲まれますか?
お酒は非常に好きですのでよく飲みます。ただ、銀座で飲んでいるというと、クラブ・キャバクラに行っているのかと言われます(笑)。でも、あまりそういうお店に行くことはなく、普通にグルメ好きで、美味しいものを1人で食べに行ったりもします。

− どういう食べ物のジャンルがお好きですか?
かつて「森・濱田松本法律事務所」で働いていたのですが、弁護士同士でゴハンを食べに行こうという話になると、とりあえず「焼肉」に行こうという文化だったので、今でも焼肉は好きです。
焼肉に行ったときはビールを飲みますが、本当はワインが好きです。ワインならやっぱり「赤」ですね。白はスッキリというかシンプルな感じなのですが、赤は華やかなものからコクが深いものもあり、多種多様で奥が深いので、そういう意味でも「赤」の方が面白いと思っています。

− その他に趣味はありますか?
読書です。ずっと好きで、本を読むのは非常にタメになると思います。
最近読んだのが「ココシャネルの生き方」という本で、シャネルをつくったココシャネルの伝記です。業務に関係ない本でも、ひとつ、ふたつぐらいは何か得られるものがあります。本を買って損をしたと感じたことはないので、世の中で一番、損をしない買い物だと思っています。
本は払ったお金以上に価値があるという信念があるので、少しでも気になると、すぐamazonで買うようにしてます。
歩きながらでも本を読んでしまうくらい好きですね。活字中毒と言っても良いかもしれません。

− お仕事関係に関わらず、いろいろと幅広いジャンルの本を読まれるのですね?
例えば、小説だと最近では林真理子の「アッコちゃんの時代」を読みました。小説もビジネス書も読みますし、よく分からない「香水辞典」とかも読んだことがあります。とにかく気になったら、すぐに買っちゃいます。

− 完全オフの1日あったとしたら、何をされますか?
やっぱり仕事が好きなので、仕事をしてしまうと思います。弁護士として受けている案件を処理したり、今後どんな案件に進出していこうか、どんな風に事務所を改善していこうかと考えています。
仕事について落ち着いて考えたり、事務所全体の見直しなど、日常の業務に忙殺されて、普段はできないようなことをしています。

− お友達と会ったりする機会はありますか?
あまりないですね。無目的で昔の話をするのが好きでは無いので。お客さんと飲む場合には「いかに仕事をいただくか?」とか、弁護士同士で会うなら「情報交換する」とか。そういった目的が無ければ、1人で美味しいもの食べに行ったりします。

− マジックができると伺ったのですが、何をきっかけに、マジックを始めたのですか?
実はマジックは大学時代に少しやっていただけで今は全然やっていません。大学時代に仲の良い友達がマジックサークルに入るという事で一緒に入り、1年だけ習いました。もちろん今でもやる機会はありますが、半分くらいは失敗します(笑)。
先日、弁護士が集まる宴席でマジックの話になったので「マジックやっていましたよ」といって意気揚々と披露したのですが、案の定、失敗しました。

− 現在、囲碁はやっていますか?
最近はAIが発展していて、googleが開発した「アルファ碁」というのがあるのですが、プロ棋士やトッププロを破ったりしています。今はAIに関心があって、最近の囲碁のコンピューターってどのくらのレベルかなと思って、ソフトを買って打ったりしています。昔だと全然相手にならなかったのですが、今のコンピューターは強いですね。
最高レベルに設定すると勝てません。ソフト開発がどんどん進み、強くなっていると感じますね。

− ご自身の性格はどのようなタイプですか?
非常に「合理的に考える」性格かなと思います。
囲碁は合理的なゲームですし、「勉強」も合理的なものだと思います。仕事も合理的に考えて行っています。
他方で、囲碁は勝ちすぎると負けてしまうという面があるんです。要するに、「相手も1手、自分も1手」を打つ囲碁に圧勝は基本的に無いわけです。にもかかわらず明らかに自分が圧勝している時というのは、相手がミスをしていない限り、何か無理をしているわけなのです。
だからこそ危うくて、1手間違えると逆転されてしまうという性質があります。
その体験があるからなのか、無理やり物事を進めることはせず慎重に考えるようにしています。バランス感をもって無理せずに、スマートに勝つことがとても大事なんです。
そういう意味で「合理性」と、無理をしすぎない「柔軟性」という二つの考え方を仕事や勉強に対して持っています。プライベートにおいては何歳になっても子供の心を忘れない「少年らしさ」を大事にしています。

● 弁護士トークをご利用される方へ


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− 最後に、ご利用される方へのメッセージをお願いします。
私の事務所は「電話相談無料」で対応しています。基本的に、電話相談した後に事務所へ来ていただくのが前提ではありますが。弁護士に相談していいのか悩むのではなく、「電話相談無料」というきっかけで、お気軽にご相談いただければと思います。
坂尾陽

坂尾陽

第二東京弁護士会
所属事務所: アイシア法律事務所

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