田島 直明弁護士インタビュー

ホライズンパートナーズ法律事務所の田島 直明弁護士にご自身の仕事やプライベートについてお話を伺いました。

● 幼少期・学生時代について


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− どのようなお子さんでしたか?
私は熊本県熊本市の出身です。
中学受験をして、佐賀県と福岡県久留米市の間にある佐賀県基山町という場所にある中高一貫の学校に通い、その間寮生活をしていました。大学は、京都の大学に進学したので、実家には小学校6年生までしかいませんでした。早い時期から親元を離れたことで、自分で物事を考え、それを実行する自立心が養われたと思います。
小さいことから、一度決めたら、納得のいくまでやりきる頑固なところがあると両親や兄弟などから言われていました。

− 中学時代はどんな少年でしたか?
中学の時は、医師である父の跡を継ぐつもりで医学部に進学するために学校に行っていたこともあり、当時は、敷かれたレールの上を歩いていたような感じでしたね。
毎日、部活でバスケットばかりしていて、勉強をしていた記憶はあまりありません。

− 弁護士を意識したタイミングはいつ頃ですか?
弁護士になることを意識したのは、大学に入ってからです。
それまでは、世の中で問題なっていることや、自分の興味をもった物事について調べ、それを文字に起こしてみんなに伝えていく「新聞記者」になりたいと思っていました。

− 将来を意識したのはいつの頃ですか?
中学3年から高校に上がる時です。理系か文系を決めなくてはならず、将来、自分がどのような仕事をしていきたいかについて、本気で考えました。
両親は「医学」の道を選んで欲しいようでしたが、自分としては、医師になる自分をどうしてもイメージできず、その当時、文章を書くことや暗記が好きだったということもあり、親の反対を押し切って、文系に進ませてもらったという感じです。

− ご自身の性格はどのようなタイプだと思いますか?
頑固で粘り強く、あきらめない。また、相手に伝わっているか、相手が何を考えているかを冷静に常に意識しているタイプです。

− 趣味はありますか?
部活動としては、バスケをやりながらも、趣味として中学・高校・大学とずっとダンスもやっていました。
「ブレイクダンス」です。中学・高校のときはメンバーがいなかったので、趣味として1人でやっていました。大学ではサークルに入って、踊っていましたね。
ブレイクダンスはテレビで見て「カッコいいな」と思ったのが始めるきっかけでした。翌日、すぐにVHSビデオを借りて、海外ダンサーの動きを1日中見ていたり、鏡を見ながらマネをして練習していました。勉強も同じように、一度ハマるとずっとやり続ける傾向があります。自分が楽しいと思ったことは、極めたいという気持ちがとても強いのかもしれません。

● 弁護士としての活躍について


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− 法曹界を目指されたきっかけは?
先程も少し話しましたが、私の家は医師や薬剤師など理系の家系だったので、私自身もその道を歩んでいこうと最初は思っていたのですが、だんだんと違う道に進みたいたいと思うようになっていきました。
高校に上がる頃は、自分で調べて文字に起こすことが好きだったので新聞記者になりたい、と両親に相談し文系に進むことにしたのです。
大学は法学部に進もうと決め、立命館の法学部に入りました。大学2年の時に、友人が「司法試験を目指したい」と言い出し、司法試験予備校の体験入学に行くということで、私もそれに付いていきました。
その体験入学したときに、法律は体系立っていてすごく面白く、「法律を使って、人を救える道がある」という話を聞きました。
その話を聞くまでは、法律の使い道も分からず、ただ覚えるだけのものと思っていたのですが、「弁護士は、法律を使って人を救ったり、幸せにする職業なんだ」ということを知った時に、法律を使った仕事も楽しそうだなと思ったのです。

そのころ、ちょうど法科大学院が出来た年だったこともあり、自分でも、きちんと勉強することで、法曹の道も開けることを知り、私も友人と共に司法試験を目指すことにしました。
もともと理系に進もうと思っていた中で、文系に転機して、さらに文系の中でも新聞記者になろうとしていたけれど、司法試験の道に進んだ、ということで、弁護士を目指したのは少し遅めだったのかなと思います。

− 友人の誘いが無ければ、ちょっと違っていたかもしれませんね。
大学でいろいろな人と出会い、様々な考え方を知り、将来を意識していく中で、様々な世界を見てみたいと就職も考えましたが、
友人の誘いがきっかけで弁護士という仕事を知り、自分のチカラで誰かを助けたいという気持ちがどんどん強くなっていきましたね。

− 弁護士をされている中で、心がけている事はありますか?
弁護士の仕事は、常に、依頼者と事件処理の方針や解決方法などについて対話しながら進めていくことが大事なので、依頼者とのコミュニケーションを何よりも大切にしています。
1つの書面を作るにしても、依頼者にきちんと細かく確認した上で、何事も進めるようにしています。その過程でお客様の満足が高まっていくのだと思いますので、常に依頼者と弁護士との方針や認識がズレないように心がけるようにしています。
また、コミュニケーションやレスポンスの早さなど、弁護士が何をしているのか、依頼者を不安にさせないということを常に意識しています 。

− 過去に担当された中で、印象に残っている事案はありますか?
弁護士になりたての3〜4ヶ月目の頃に、弁護士会からの要請で初めて担当することなった刑事事件です。
老人が老人を介護するいわゆる「老老介護」を続けた末、ストレスでそれまで介護していた配偶者を殴ってしまい、配偶者を意識不明の重体にしてしまったという事件でした。
実際に、被疑者本人に会って話をしてみると、配偶者のことをとても大切に思う優しい方で、また町内の方に話を聞いても、毎日介護をすごく頑張っていた様子が伺え、本当に疲れ切った挙句やってしまったのだなという事情が良く分かりました。
客観的に見ただけだと明らかにひどい傷害事件なのですが、特別養護老人ホームに入れないという介護の現状や、社会の歪みからこの事件が生まれたのだろうと私は感じ、依頼者(被疑者)のためであることはもちろん、被害を受けた配偶者のためにも、20日間しか無い中で、できることをとにかくやり尽くそうと思いました。
そこで、「老老介護」の問題に関する資料や新聞記事、本人が介護を頑張っていた証拠など集めながら、周囲の人たちから嘆願書も集めました。さらに、同じ事件を繰り返さないために、地方自治体や被害者のケアマネージャーなどにも掛け合い、被害者の配偶者を特別養護老人ホームに早期に入所してもらえるよう働きかけを行うなどしました。
これらの証拠とともに、弁護人として、この事件は起訴すべき事案ではない旨をまとめた意見書を提出しました。
その結果、検察官にも、被疑者を取り巻く現状や社会事情をご理解頂き、最終的には不起訴となりました。その20日間がとても濃密な時間だったので、一番記憶に残っています。
今は刑事事件を担当することはそれほど多くはないのですが、これからもライフワークとして被疑者、被告人の人権を守っていきたいと考えています。

この事件を通じて、依頼者や関係者とコミュニケーションを取ることで、気づくこともあるんだなと実感しました。

− 田島先生が注力されている分野は、どのような分野になりますか?
当事務所は、基本的に大きい2つの柱があります。1つは「離婚事件や男女問題」という個人の案件と、もう1つが「企業法務」、特に中小企業を中心とした企業や使用者側の労働事件、債権回収等です。
私個人の取り扱い案件の半数以上が、「離婚」「相続」「成年後見」で、家事事件には注力しています。また、裁判所から破産管財人に選任されることもあり、常時、管財業務は取り扱っています。
まだ6年目の若手弁護士なので恐縮ですが、その中でも得意としている分野は「離婚事件」です。
事務所には年間300〜400件の離婚や男女トラブルに関する相談がきており、私も、常時20件ぐらいの離婚やそれに関連する事件及び男女問題の事件を抱えていますので、経験数も比較的豊富なほうではないかと自負しています。

− 先生の主な対応時間は?
メールでやりとりすることも含めると、24時間対応です。
お仕事されている方の場合は、平日の昼間に事務所に来ることができないので、夜にいらっしゃる方が大半です。事務所の立地の関係で、働かれている相談者や依頼者がとても多いので、夕方や21時から来られる方もいますし、土日しか来られない方もいらっしゃいます。私は、そういった方にも可能な限り対応できるようにしています。
働かれている依頼者ですと、皆さん平日よりも土日の方が落ち着いてやりとりできるようで、離婚や相続などの個人の方の案件をやればやるほど、土日や夜の時間に対応することが多いように思います。

● 現在の生活やプライベート時間について


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− 買い物とかプライベートではどのエリアで生活していますか?
台東区に住んでいるので、事務所の周辺や上野動物園のある上野が多いです。
車で、横浜や千葉、鎌倉の方にも行ったりします。

− お休みの日はどのようにお過ごしですか?
結婚して子どももいますので、やっぱり家族と過ごしています。土日両方とも仕事をすることはありません。1日は必ず休むようにしています。家族と過ごす時間は本当にかけがいない時間ですので、あっという間に終わってしまいます。家族がいるから、仕事も頑張れるというところがありますね。ストレスフルな仕事なので、戻る場所が無いとつらいです。

− 今までの取材で、休日もほとんどお仕事しているという先生が多い印象ですが、田島先生は少し違いますね。
私の事務所では「土日はしっかりと休み、月曜から金曜で最高のパフォーマンスを出そう」というスタンスで、私自身も休みをしっかりと取らないと良い仕事はできないと考えています。頭を1回切り替えることで新しい視点が生まれることもありますし、休むことも仕事をする上で大事なことだと思っています。

− パパと弁護士のスイッチを入れ替えているという感じですか?
自分で言うのも何ですけど、プライベートが充実していると仕事もうまく回ると実感していることもあり、プライベートは大事にしています。また時間が無い中でも、できるだけ最高に楽しもうと心がけています。以前所属していた事務所の所長も、プライベートが充実していれば良い仕事ができ、そこがおろそかになると仕事にも影響してくると言っていました。

− たまたま1人でお休みだったら何をしますか?
1人だったら、いっぱいやりたいことがあります。まずは自転車が好きなので、ロードバイクで東京の有名な場所をまわってみたいです。東京は狭い中でも観光地や名所が沢山ありますしね。テレビを見て行ってみたいなと思う場所もあるのですが、子供がいると行ける場所も限られるので、1人で動けるとなったら、お金もかからず、エコで、細かく動ける自転車でいろんな所をまわりたいと思います。

− お好きな食べ物は?
私は麺類が本当に好きなので、ラーメン、うどん、そば、パスタです。
ラーメンは事務所付近にもありますけど、ネットや雑誌で気になったお目当てのお店を目指して行きますね。
お酒はみんなで飲むことはありますが、一人でバーに行って飲むようなことはありません。

● 今後の展望について


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− 仕事に対するスタンスはいかがでしょうか?
まだまだ若手の弁護士なので知らないこともたくさんあるのですが、弁護士である以上、1年目であろうと何十年目であろうと一緒だと思いますし、若いからといった甘えは絶対に許されませんので、まずは事件に必要なことは「徹底的に調べること」を常に心がけています。
若手だからといってナメられないように頑張らねばと、いつも初心の気持ちを忘れないようにしています。
離婚事件をいくつも担当していると、だんだんと慣れてきてしまうんです。だからこそ適当な処理にならないように、常に新しい気持ちで取組むように心がけています。
特に私の事務所は離婚案件が多いので、過去の経験をそのまま流用すると全然違っていたり、失敗してしまうことがあるかもしれません。

− 「初心忘れるべからず」で取組まれているのですね。
どの先輩弁護士も「何十年、弁護士をやろうと同じ事件なんて1つもない。いつも新しい事件だ」と仰います。
これからの時代は弁護士も「専門化」といわれ、それぞれの専門分野が確立されている中で、同じような案件を処理していくことで、ルーティン化でき効率よく事件を処理できる部分があるかもしれないのですが、事件に一つとして同じ事件はありませんし、ルーティン化して良い部分、悪い部分があると思いますので、気を引き締めて丁寧に取組まないといけないと思っています。

● 弁護士トークをご利用される方へ


− 最後に、ご利用される方へのメッセージをお願いします。
弁護士とスマホでつながれる「弁護士トーク」というアプリは、相談の敷居が低くなるので、とても画期的だと思います。もちろん弁護士に対する敷居を下げたからといって、弁護士のサービスを下げたくありません。
ぜひお気軽にご相談頂ければと思っています。
田島直明

田島直明

東京弁護士会
所属事務所: ホライズンパートナーズ法律事務所

離婚問題に専門的に取組んでいます。主な対応地域:関東圏内

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